ハンバーグってとてもおいしいですよね!みんな大好きハンバーグ、私も好きです。
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お店のハンバーグもおいしいですが、家でつくるハンバーグも家庭ごとの味があってまたいいものです。
ハンバーグには牛や豚の挽肉を使うのが一般的ですが、牛と豚の違いとその役割ってご存知ですか?
またおいしいハンバーグをつくるには、牛100%がいいのか?牛と豚を混ぜた方がいいのか?
そんな疑問に全てお答えします!
ハンバーグの牛挽肉と豚挽肉の違い
ハンバーグの材料に使われるのは、牛挽肉と豚挽肉が一般的です。
違いはあるのでしょうか?
もちろん違います。どちらも肉だから同じだと思ってはいけません。
それぞれの特徴を紹介します。
牛挽肉の特徴
牛挽肉は、ハンバーグに肉らしい食感を与えてくれるので、肉の旨味をダイレクトに感じられます。
俗に言う肉肉しいというやつですね。ステーキのように、「肉を食べてる」という感覚が強くなります。
また牛挽肉の割合が多くなると、ハンバーグが固くなります。
挽肉が赤身部位が多いか、脂肪部位が多いかでも固さは変わってきます。
もちろん赤身部位が多い方が固くなります。
豚挽肉の特徴
豚挽肉は、ハンバーグにふわっとした柔い食感と甘みを与えてくれます。
これは牛挽肉と比較して脂質が多いことが原因です。
小さなお子さんや、歯の弱いお年寄りなどには豚挽肉の割合を増やしたハンバーグがいいかもしれません。
番外編:鶏挽肉の特徴
鶏挽肉に関しては、味は牛や豚と比較して淡白になります。
ただ低カロリーでヘルシーなので、カロリーや健康を気にする方にはいいかもしれません。
でも鶏挽肉だとハンバーグではなく・・・つくねですね。
ハンバーグの牛挽肉と豚挽肉の違い!最適な配合比率!
牛挽肉と豚挽肉の特徴はわかっていただけたと思います。
では最適な配合比率はあるのでしょうか?
牛と豚の黄金比→7:3
それぞれの好みによるところはあるのですが、万人受けするという意味で牛挽肉と豚挽肉の黄金比が存在します。
その黄金比とは、牛7:豚3の割合です!
牛挽肉は、先に説明したとおり、旨味が強く、肉らしさを存分に味わえます。
では牛挽肉100%が最強ではないかと思われるかもしれませんが、こちらも先に説明したとおり、固くなりやすいのです。
そこで豚挽肉の出番です。柔らかさを出すために、3割の豚挽肉を加えるのです。
食感が良くなることに加えて、豚挽肉の甘みが牛挽肉の旨味を引き立てるというメリットがあります。
柔らかさプラスの6:4
黄金比は牛7:豚3ですが、もっと柔らかい方がいいと感じる方もいるかもしれません。
その場合、豚挽肉の比率を増やした牛6:豚4がいいでしょう。
黄金比のハンバーグと比較すると、旨味は落ちますが、柔らかさと甘みが増すので子どもにも適しています。
ちなみに、これ以上豚肉の比率を増やすと牛挽肉の旨味がほとんどなくなってしまうため、注意してください。
配合比率の問題点
牛挽肉と豚挽肉の最適な配合比率はわかりましたが、実は問題点があります。
それは一般的なスーパーでは牛豚の合挽肉の配合比率は選べないということです。
選べないどころか、比率を明記しているところも少ないでしょう。
考えられる解決策をいくつか挙げます。
- スーパーの従業員に合挽肉の比率を直に尋ねる
- 牛挽肉と豚挽肉を購入し、自分で配合して比率を整える
- 肉屋で希望の比率で合挽肉をつくってもらう
こんなところでしょうか?スーパーは牛6:豚4のところが多いと言われていますが、できれば牛7:豚3のハンバーグに挑戦してみてください。
ハンバーグの挽肉使用量
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牛挽肉、豚挽肉の特徴と、おいしいハンバーグのための牛豚合挽肉の比率はおわかりいただけたでしょう。
ではどれくらい挽肉を買えばいいのでしょうか?
一般的なサイズは、大人1人に対して必要な挽肉の量は約120gとなります。
ここに玉ねぎやつなぎのパン粉や卵が加わるため、完成時には約150gというイメージです。
少食な女性や子どもの場合は、1人分に必要な挽肉の量を約100gと考えましょう。
ハンバーグって牛と豚で違いはあるの?最適な配合比率を教えます!:まとめ
今回の記事では、ハンバーグの材料に使われる牛挽肉と豚挽肉の違いと、最適な配合比率について紹介しました。
牛挽肉は肉の旨味と肉らしさを与えますが、固くなるという特徴があり、豚挽肉は柔らかさと甘みを与えるという特徴がありました。
これを踏まえて旨味と柔らかさを兼ね備えた牛と豚の黄金比は、牛7:豚3となります。もう少し柔らかさを増やしたいときは、牛6:豚4としましょう。
この記事を参考に皆さんがおいしいハンバーグにたどり着ければ幸いです。
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