認知症の原因物質は、歯周病菌により体内に蓄積されるそうです。
そのメカニズムが最近の研究結果から明らかになりました。
これはつまり歯周病の対策をすれば、認知症の対策になるということです。
という訳で、認知症の原因は歯周病!?歯周病対策には何をすればいいのか?を紹介します。
認知症の原因物質が歯周病菌により脳に蓄積!?
歯周病菌が体内に侵入し、認知症の原因物質が脳に蓄積して記憶障害が起きる仕組みを九州大などの研究チームが解明した。歯周病と認知症の関連は近年注目を集めており、認知症対策につながる発見という。
https://news.yahoo.co.jp/articles/372acf834c00143e86cbce46206592d1dc974aa3
以前より歯周病と認知症の関連性が研究されてきましたが、今回そのメカニズムが解明されたようです。
でも私たちが知りたいのはそんな難しい話より、「認知症対策には何をすればいいの?」ってことですよね?
認知症の原因は歯周病!?対策には何をすればいいの?
歯周病菌が認知症進行の原因となるなら、歯周病対策が認知症対策になりそうです。
でも歯周病対策として、罹らないための予防や、すでに罹っているなら治療が必要となりますが、具体的に何をすればいいのでしょうか?
歯周病の予防
歯周病の原因は歯垢、もっとわかりやすく言えば歯垢に住みついた細菌です。
つまり毎日の歯磨きで歯垢がない清潔な状態を保ち続ければ歯周病にはなりません。
しかしきっちり磨いているつもりでも取り切れない歯垢は残ってしまうもので、取り切れなかった歯垢は歯石となります。
歯石は通常の歯磨きでは取り除けませんし、歯石の中でも歯周病菌は生き続けます。
ですから定期的に歯医者さんに行って取り除いてもらう必要があります。
つまり毎日の歯磨きと定期的な歯科検診(3か月に1回程度)での口内メンテナンスが歯周病の予防となります。
歯周病の治療
歯周病の治療は、歯医者さんでやってもらうしかありません。
歯磨きだけで治ることは絶対にありませんので、歯周病の疑いがある方は今すぐ歯医者へ行きましょう。
進行した歯周病では、歯肉にまで歯石が入り込んだ状態です。
完全に治療するためには、歯肉中の歯石の除去と、歯肉中にはびこった細菌の徹底的な除去が不可欠です。
歯肉も傷んだ状態ですので根気強く治療を続けなければなりません。お金も時間も労力もかかります。
そうなる前にできれば早い段階で気づけるよう、やはり定期的な歯科検診が欠かせません。
認知症の原因は歯周病!?対策には何をすればいいの?:まとめ
認知症の原因物質が歯周病菌により蓄積されるメカニズムが研究により明らかになりました。
つまり歯周病対策が認知症対策になるってことです!
歯周病の予防には、毎日の歯磨きと定期的な歯科検診が欠かせません。
歯周病の治療となると歯肉中に入り込んだ歯石と細菌の除去が必要です。お金も時間も労力もかかりますので、そうなる前に歯科検診に行きましょう。
しっかり歯周病の予防をして、認知症を予防しましょう!
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